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日記 > 人工言語 > 翻訳実況 (その 5)3 代 5 期

日記 (旧 1502 年 5 月 4 日, 404)

第 6 文です。 whether ~ the daisies ですね。

原文では whether 以下は consider の目的語になってますが、 訳すときに whether 以下を分離してしまったので工夫が必要ですね。 日本語訳と同じく、 「~は楽しいが~は面倒だ」 で訳しましょうか。

さて、 「楽しい」 というのは reip を動詞で使えば良いですね。 reipos je tees a' ~ となります。 注意すべきなのは、 これは一般論なので通時時制を使うことです。 前から思っていたのですが、 「通時時制」 というよりは 「無時制」 の方が適切ですね。 で、 make は tald で訳せば良いですね。

さて、 次の daisy-chain は厄介ですね。 daisy-chain って、 調べてみると花輪のことらしいです。 そこから IT の専門用語にもなってるみたいですが、 それはどうでも良いです。 ・・・なぜ daisy なんですか。 いや、 そもそも花輪っていうのはどうやって作るんでしょうか。 いろいろ調べてみると、 茎どうしを結ぶようですね。 ということは、 花輪を作る花の条件は、 どこにでも生えていて茎が丈夫で見た目が良い、 という感じでしょうか。 で、 daisy はこれを満たしている・・・はずです。 まあ、 原文を重視して、 深く考えずにここでは 「ヒナギク」 ということで訳すことにしましょう。 どうやって造語すべきでしょうか。 とりあえず、 Google 画像検索でイメージを膨らませます (苦手)。 ・・・何かのキャラクターに 「ヒナギク」 ってのがいるんですか、 びっくりしましたよ。 気を取り直して、 はい、 あ、 これヒナギクなんだ・・・。 調べてみると、 英語 daisy の語源は day's eye みたいですね。 ・・・なるほど。 そう言われると、 こっちを見ている目にしか見えなくなってきました。 ということで、 いろいろ悩みましたが a'rem で造語しました。 すると、 daisy-chain は liix-a'rem になります。

さて、 前半は reipos je tees a' taldos al e liix-a'rem です。 後半ですが、 「面倒」 はどうしましょうか。 普通に形容詞にして、 jurif と造語しました。 getting up 以下はサラサラっと sitas as se kuftas as e a'rem と訳します。 and は連続の意味なので、 se が適当で o は不適当です。 asa tees です。 あ、 そうそう、 英語の sit は 「座る」 なのに、 シャレイア語の sit は 「立ち上がる」 なんですよね。 それと、 この部分は現在の状況であって一般論ではないので、 現在形です。

で、 つなげて第 6 文完成です。

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